かつてブルターニュ公国として独立していた地域で、その伝統の拘りを垣間見れるのが「ブルトン / BRETON」※ブルターニュ人という呼称。フランス人でありながら「自分たちはブルターニュ人」と誇る。

イギリスから渡ってきたケルト人の文化をもち、南ブルターニュの60近い小島が浮かぶモルビアン湾から北ブルターニュの代表サン・マロ周辺は海賊による占領歴史もある。ブルターニュ特有の船をイメージした神秘的な小さなチャペルが各地に点在することから、信仰心の深さを感じずにはいられない。

木組み建築、茅葺き屋根や石造りの家、可愛いおとぎの村は一度訪れたら大ファンになること間違いなし。ブルターニュ発祥のクレープ＆ガレット、リンゴ酒シードル、牡蠣の生産はフランス随一と、グルメ好きの胃袋を掴む。魅惑のブルターニュ地方へ！

Locronan

教会を中心に石造りの家並みが広がる、静かに巡りたい「フランスの最も美しい村」

Carnac

世界最大規模の巨石遺跡群。無数に立つ石に、紀元前4000年前へと遡る好奇心。

Dinan

丘の上の城壁の町。木骨の家と石造りの家。風情たっぷりな石畳の坂道を抜けて港へ。

2年前、バスクで菓子巡りツアーをフランスパラディさんにお願いしました。その時もバスク地方３泊中、私の訪れたいお菓子屋さんは１０軒以上ありましたが、見事にすべてを制覇。しかもプラスアルファーもあり、ガイドさんのサービス精神、実行力、楽しさすべてに納得したツアーでした。

今回もブルターニュ地方で私の訪れたい場所、希望するレストランを制覇したいというお願いをし、３泊４日の広範囲なブルターニュ地方のグルメツアーをお願いしました。

前回は一人参加でしたが、今回は友人を誘って二人で参加。パリからTGVでブルターニュのヴァンヌ駅に迎えに来ていただき、美しい海辺の生牡蠣とシャンパンで始まった大人の旅。日本では情報がかなり乏しい地域。全ておまかせできるのは地域を知り尽くしたガイドさんがいるからだと実感しました。

お菓子が大好きな私は色々な国へお菓子旅をしています。今回ブルターニュ地方を選んだ目的はクレープとガレット。フランスのどこでも食べられますが、やはり本場で食べなくては本当の味は分からない。毎日食べても飽きる事がなかった豊富なセレクション。メニューに悩む時間も幸せでした。

滞在先はなんとポン・タヴァンの街の中央にあるシャンブルドット。ポストカードにもよく使われる素晴らしい立地。街の美しさが更に輝いて見えました。

ホテルなどの宿は旅の楽しみのひとつ。

朝食が楽しみな旅は幸せ感が深まります。