大学生のホームステイ

                                                                               2023年9月

現地の人とともに時間を過ごし、海外での生活を味わってみたい…

語学目的の留学プログラムが多い中、観光ホームステイは私が求めているものにぴったりのプログラムでした。

出発前は楽しみな気持ちもある一方、フランス語をしゃべることも理解することもできないことが、大きな不安でもありました。

そんな不安も吹き飛ばしてくれるくらい、暖かく受け入れてくれたホストマザー。今思い出しても感謝の気持ちしかありません。ホストマザーが英語を使ってコミュニケーションをとってくれたり、出かけた時もフランス語を英語に訳して伝えてくれたりして、私が困らないように常に気にかけてくれました。ワインに興味があった私のためにいろいろと調べてくれ、トゥールーズの有名どころにも連れていってくれ、本当にたくさんの思い出を作ってくれたホストマザーには、感謝してもしきれません。

そしてそんな素敵なホストマザーの周りには、同じくらい素敵なフランス人がたくさんいました。ホストファザー、観光地やワイナリーのお店の人、ホストマザーの友達、レストランの隣に座っていた人、道で通りすがった人、言葉が通じなくても、絶対にいい人で、温かい心を持っていることが伝わる人がたくさんいました。

日本に比べ、お店の人や隣にいる人との距離感が近く、フレンドリーで、みんなが支え合って生きている感じがとてもいいなと感じました。

ドライブをしている時の広大なぶどう畑の景色や、綺麗で絵本の世界のような街並みも、普段食べないようなカモを使った料理やラビオリなどの毎日のおいしい食事も、一生忘れることがないでしょう。全部大切な思い出になっています。

今回の留学を実現させてくれためぐみさんや両親にも本当に感謝しています。

今回の旅を機にフランス語を勉強して、また訪れたい気持ちでいっぱいです！

                                                                                                        2020年3月

３週間、３軒のお宅にホームステイ！

日本出発前から緊張感はマックス。最初のホストは元教員のご夫婦。空港で出迎えてくださった二人の優しい笑顔を見て急に安心。お宅に到着すると、寝心地の良いベッドで熟睡してしまいました。

大きな庭、大きな家、素敵なキッチン、部屋はいったいいくつあるだろうという広さ。フランスの生活レベルをみせつけられます。

私のお部屋はトイレ＆シャワー付き。贅沢な環境を与えていただきました。ご夫婦にとっても私がはじめてのホームステイということで、お二人は一生懸命に気遣いをしてくださり、毎日たくさんの場所に連れて行ってくれました。

家庭料理がすべて美味しかったです。

２軒目のお宅は、超おしゃれでパワフルなマダムのお家。

おしゃれの仕方、写真のポーズの仕方、歩き方まで？！教えてくれて、毎日笑いの絶えない日々を送りました。

滞在中、美術館めぐり、マダムのお友達とカフェに行ったり、ショッピングをしたり、マルシェへ行ったり、マダムの家族の家にお邪魔したり。フランス人マダムはとにかく元気です。

自分でコーディネートされたという自宅は創作オブジェに囲まれて楽しく明るい空間。

一緒にクラフト作りもしました。才能溢れふマダムから多くのことを教わりました。

毎朝、キッチンの窓から湖が見えるテーブルでいただく朝食の時間が好きでした。

３軒目のお宅では、フランスがまさかのロックダウンの兆候を示し始めた頃でした。

日本の家族も、私の心配しはじめ不安な状況でしたが、家族思いのご夫婦はまるでフランスの私の両親のような存在。

「フライト情報とか現状は私たちが24時間把握するから、あなたは心配しないのよ。最後までホームステイ 楽しむのよ。」と安心させてくれたお陰で、最終日までフランス家庭の日常を楽しむことができました。まさにフランスは私が日本へ帰国した翌日からロックダウンをはじめました。生涯忘れられないはじめてのフランスの旅、ホームステイとなりました。

「私の夢は大学でフランス語を教えること」。

ホームステイを体験して今回の経験をするまで漠然としていた自分の夢がハッキリとしました。たくさんのフランス人に出会えたことと色々な経験ができたことで、フランス語を勉強するモーティベーションが明確になりました。

次回フランスに来る時は、今よりフランス語を喋っている自分が想像できます。

まだホームステイを迷っている方には、ぜひまず問い合わせをしてみることをおすすめします。問い合わせをはじめてからメールで渡仏までの間相談をさせていただいたコーディネートさんがフランスに在住というのも大変心強いと思います。