フランス観光中、絶対知っておくべき大切なことは何ですか?!
ホームステイ参加の方対象にオンライン相談をはじめました。コロナで定着したオンライン。当時は「絶対ありえない」と積極的ではありませんでした。コロナが終わってからはじめたこのサービス。「楽しい!」
何よりもフランスに生活していると、つい当然になってしまうことが、スクリーン越しに日本で生活している日本人の若い方とお話をすることで、なるほど!とこちらのほうも色々な発見があるように思います。そして新鮮な気持ちにさせてくれます。😊
先日の質問は、「フランス観光で知っておくべきことは何ですか?」
咄嗟にでた回答は、「お店に入ったら、BONJOUR」「店を出る時は、MERCI! AU REVOIR!」
これは本当に大切です。日本の習慣からすると、店に入るときに「こんにちは」ということはあまりないはずです。田舎の知り合いの「商店」ならまだしも、青山あたりのハイブランドの店には澄ました顔をして入ることはあっても、「こんにちは」「さようなら」はないのでは。。。
フランスでは、(スーパーとか大型店は除きますよ)小さなお店に入り店員さんや家主に迎えられる場合、はっきりと「BONJOUR」といって店にはいります。
これをいうかどうかで店員の態度が違ってきます。要はフランスでは、「お客様は神様」みたいな文化はなく、どちらかといえば、「え、え、どこの誰だかわからないひとが、こっそりはいってきて、挨拶もない!」という構えの方だと思います。
「BONJOUR」といえば、店員さんも、「BONJOUR MADAME」ととても感じよく?迎えてくれます。
そして、店内を物色して何も買わない場合でも、店を出る際は
「MERCI. AU REVOIR.」
オンラインでもアドバイスをしたのですが、誰かが発音チェックをしているわけではないので、はずかしがらず、決して、モゾモゾいわず、店員さんのほうに向かって、はっきりこのセリフを言う。自分で大袈裟だなと思うくらいに、はっきりと。何も買わなかったとしても、「AU REVOIR MADAME 」と見送ってくれます。
そそくさに店にはいって、そそくさに店をでる。これはフランスではタブー。とても感じが悪いマナーなのです。挨拶がとても大切な国、フランス。
ついつい言い慣れていないので、いきなり練習もしないでいくとお店でまごつきますので、ぜひ家の部屋やお風呂の中で練習をしてみてはいかがでしょうか。顔の表現が豊かなフランス人、表情がないといわれる私たちは、ちょっと大袈裟にこのセリフをいわないとフランス人には届かないので、頑張って!口を大きく開いて、、、
フランスの観光がますます楽しくなりますように。
Bonjour! Merci! Au revoir!