フランス人のお財布には現金がほとんどはいっていません。。。。
フランスに生活しないとわからないことがたくさん。フランス人は現金を持ち歩かない習慣があり、何を買うにもどんなに小さな金額でもカード支払いが日常的です。
このところ日本に帰ると、「日本もカード社会へ移行しようとがんばってるな。。。」と気が付く場面がたくさんあるような気がします。日本では高齢者の中では「現金主義」という言葉をきくこともあるほどで、若い人でも一万円がお財布に入っているのはあたりまえ?!
日本から声が聞こえてきます。。「何も知らないのよね、海外在住者。今は日本はみんな携帯支払いなのにね〜。現金なんか持ち歩かないわよっ!」。。。
とりあえず、今日のお話はフランス生活ということでおつきあい願います。🙇
ところでフランスで1万円といえば、、100ユーロ札?!かなりいい加減な換算ですが。
これはフランス日常生活ではほぼ見られない紙幣で、普通のスーパーや買い物で100ユーロ札を出すと、レジ係の反応は、まるでこちらは犯罪者なみです。
ノン、ノン Non, Non と首を横に振りながら100ユーロ札の受け取りを拒むか、偽札チェックフェルトペンが登場し、100ユーロ札が偽かどうかを堂々と客の前で調べます。500ユーロ札というのはこれまでのフランス生活何回みたことがあるでしょうか。フランス人の中でも「500ユーロ札なんかあるわけないだろ。」と真顔。。それもそのはず、500ユーロ札は発行中止になるとかならないとかの話もあります。
フランス人の日常生活は銀行カードで成り立っています。2ユーロのカフェ代を払うのもカードの人がいます。バゲッドを買いにいくブランジェリー、マルシェ、完璧にカード社会です。
ところでフランスでは銀行口座を開くとカードよりもまず先に発行されるのが、小切手。これは支払い金額を記入して、支払い先の名前を書き、日付と自分の署名をします。最近ではこの小切手支払いを終了しましたとお知らせするお店が目立つようになりました。時代の流れです。
そういえば私がはじめて海外旅行をした35年前にはトレべラーズチェックというのがありましたよね。。。20代の反応が聞こえてきます。「なにそれっ?!」
ちなみに、フランスユーロ札は5ユーロ 10ユーロ 20ユーロ 50ユーロ 100ユーロ 200ユーロ 500ユーロ 。
日本からユーロを両替してくる際は、最高20ユーロ札をおすすめします。
残念ながらスリなども多いフランス、お財布の出し入れはこっそりしてくださいね!
Bon voyage!