日本人の海外生活、やはり恋しくなるのが「和食」。
日本からは想像が難しいかもしれませんが、ここフランスでは今や「寿司」を週に1回は食べるというフランス人も結構みかけます。
フランス人のランチといえばサンドウィチ。 現在ではそのサンドウィチを超える勢いの”巻き寿司”。カルフォルニアロールはスーパーでも買えるほど人気が定着しています。
カルフォルニアロール(すりみ&アボガドまき寿司)神話は世界の食卓を風靡したともいえるのでは。
ある日のランチ時。フランスのスーパーの一角、お惣菜コーナー。テイクアウト用の寿司がたくさん並んでいるではありませんか。そしてその一角を占めているのはフランス人女子。お昼時ということもあり、20歳前後のフランス人女子が、「カルフォルニアロール」を手にしたり、「スパイシーツナロール」を手にしたり、ちなみにお値段は6ピースで9ユーロ(約1300円)。
円安で145円計算するととんでもない数字になるのですが、最近はサンドウィチもパン屋さんで買うと6、7ユーロするとなると、健康イメージの”お寿司”にフランス人女子が群がるのかもしれません。
フランス女子の様子を観察していると、私もついつい、なんちゃって寿司が食べたくなりました😆。
女子たちがお寿司コーナーから去ったあと、色々観察。「サーモン丼」も美味しそうね〜。実は日頃から「フランスのスーパーでお寿司なんか絶対買わないわよ〜。本物じゃないでしょ〜」なんて豪語していますので、あまり大きな声ではいいたくないのですが、、、、
しかし、なんと「結構美味しい?!」🤣
海外生活が長くなり、フランスの主食、パン、チーズ、肉、ワインに囲まれていると、こうやって、日本では絶対食べないような”和食まがいもの”に手を出してしまうのが、海外在住、日本人の悲しい性( ´ ▽ ` )
結局、その日は夜も寿司。。。本物?のお寿司が食べたくなり、トゥールーズで唯一の日本人シェフ経営のお寿司やさんへいくことに。。。
18年前、トゥールーズに引っ越してきたすぐにみつけたこのお店、”Shun"。カウンター越しにオーナー涌井さんの握るお寿司を食べる瞬間は、もはや心も胃もどっぷり「日本」。
なんと、来年5月に年金生活にはいるとか。
それは困る!トゥールーズで日本人の握るお寿司が食べれなくなるゥぅ😭
「ちょっと、来年2023年、ラグビーワールドカップだよ!ラグビー日本チームがトゥールーズで戦うんだよ!今までみたことがないような数の日本人観光客がトゥールーズにやってくるんだから、せめて来年9月まではがんばってよぉぉ」
「もう決めてるんだよ。キャンピングカーで日本巡りをしながら日本の美味しいものをたべるんだい。フランスのめしなんかちっともうまくねーじゃんかよーー。(本音)🤣
よしさんがフランスに来たのは20代のころ。日本で有名料理学校のフランス料理専門を学び、パリにて修行、最後35年はトゥールーズで寿司人生を全うしました。昔ながらの義理堅い人情あふれる寿司職人さんです。
トゥールーズ観光のさい是非お立ち寄りください。😊
Restaurant Shun
35 Rue Nicolas Bachelier, 31000 Toulouse
05.61.99.39.20 (日本語OK)
ちなみに、、、、現在お店の権利を買ってくださる日本人を探しています