夫婦で一緒に感動した、フランス旅行シャンブルドット滞在。
ピレネー山脈、トゥール・ド・フランスの自転車コースを走ることが大きな夢でした。夫婦旅行で、自分の夢をかなえ、そして一緒に旅をする妻にもフランス旅行を満足してもらいたい。色々悩んでいる時に紹介してもらったのが、「シャンブル・ドット滞在」。
「奥様もきっと喜ばれると思いますよ。♪」
日本を旅立つ前、宿泊ホテルをネット検索していた時のことです。
「シャンブルドット?」まったく知らない言葉。
「簡単に言えば、フランスのいわゆる民宿と考えてください。」
私の頭の中は、想像が広がります。「畳の間にお布団を敷いて寝る、あの民宿か、、、?」
「女性好みでフランス的エレガントな家に滞在すると考えてください。宿泊費も高くないですし、きっと奥様もお喜びになりますよ〜♪」
愛する妻が喜ぶなら、是非!
場所は、ピレネー山脈、ルルドから車で30分ほど、トゥール・ド・フランスのメッカ、アジェルス・ガゾスト。自転車コースのために立ち寄った旅先で最終的に妻は大感動、夫婦で大満足の素晴らしい滞在となりました。
シャンブルドットには大きくわけて2つのタイプがあります。夕食を出してくれるところ、そうではないところ。観光シーズンだったこともあり、3泊連続で予約ができるところがなく、私たちは1泊は夕食のつかないところ、2泊は夕食付きのところに滞在しました。
結果2軒のそれぞれ違うフランス人の家を体験したことで、私たち夫婦はシャンブルドットがどういうものかを実体験して旅の思い出としても最高のものとなりました。
シャンブルドットは基本的にフランス人の民家の一室をお借りして滞在ということです。迎えてくれるのはその家のオーナー。お部屋に通されるときも、朝食をだしてくれるのも、夕食を用意してくれるのも一貫してオーナーが対応をしてくれます。オーナーとの距離感が近く感じられます。自分のフランス語能力を試す絶好のチャンスでもあります!(現在フランス語教室にも通っています。😊)
それぞれの家の外観、内装やインテリアが違うことはもちろん、家具はこんなふうにして配置するのかとか、絵画が上手に飾られているな〜とか、大きな家には読書ルームなどもあり、当然のことながら置かれている本は全部フランス語とか。新鮮な体験「フランス人の家ってこういうもんなんだ〜。」ドキドキ、ワクワク感動続きです。
どこもピカピカで清潔で、居心地も抜群。トイレ、バスルーム付きで、ホテルと比較しても断然広く、料金もリーズナブルです。フランス人の家に宿泊、これはなんだか敷居が高そうだけど、経験をしてみると、どこもフレンドリーに迎えてくれて、また慣れてないわたしたちを気遣うオーナーの優しさにも触れられて、フランス観光旅行なのに、フランス人と近くなる距離感も観光旅行以上の体験。
多くの期待と、少しの緊張感が生じているからか今でも旅の思い出として鮮明に記憶にあります。8月中旬でも標高の高いピレネー山脈では朝、夕は涼しい風の香りはいまだに忘れられません。
執筆者 Hei & Moi