マルシェで素敵なオーガニックドライハーブ専門店を発見しました。日本のマルシェです。😊
日本帰国中、今日は土曜日ということで、地元のオーガニックマルシェに。高知市のオーガニックマルシェは歴史も長く、食材、食品の他(地元野菜、果物、パン、お菓子等)、小物や洋服なども幅広くあるのですが、残念なことにコロナ禍規模が少し縮小しているような感じがしました。
お目当ては、10年以上前に購入した青木染め、オーガニックコットン靴下。。。靴下が10年もつんです、感動 😭。残念ながらお店は本日みあたりませんでした。
今日の出会いは、仁淀川の麓でハーブ園を営んでいるお店、”ハーブ仁淀川”。ハーブ、ブレンド、たくさんの種類が目立ちます。丁寧にラッピングされたハーブたちは、大切にされているんだな、と印象をうけます。穏やかなオーナーとお話しする機会がありました。フランスで鍛えた?マルシェでの買い物の仕方。フランスでは買い物そのもの以上に、マルシェの出店者とのコミュニケーションがいかに大切で貴重か。ここ、日本も同じですね。オーナー自らの実体験の話やハーブのことを学べるありがたい機会。
オーナー家族は他県からの移住者。ハーブ園をはじめて20年近いそうですが、初めは試行錯誤の連続だったそうです。ヨーロッパの草花を日本の土壌で育てる。それはそれは苦労をしたことだと想像します。脱サラをしてはじめたハーブ園、毎日ハーブに触れながら、いろいろなことを考える、ハーブがその機会を与えてくれると話されていました。
今では栽培するハーブの種類は100種類にものぼるとか!
南フランスに住んでいると、野生で手付かずにすくすくと育つハーブのたくましい姿が日常風景のひとつです。ローズマリー、ラベンダー、タイム、ミント、ベルガモット、メジャーなハーブが歩いていたら、ドライブをしていたら、道端やなんでもない場所でみかけることができます。
フランス人の生活に普段使いで浸透するハーブ。お料理のうえで、フランス人のハーブ使いは見事です。ココットで作る、お肉料理、野菜料理、魚、さまざまな料理のなかで自然に使いこなすことができるのはやっぱりハーブ環境に恵まれているから?マダムもムッシュもさりげなく庭で採取する自宅のハーブやマルシェで買って来たハーブをココットに入れる姿をみると、“流石!” 。💫
日本人が子供の頃から醤油やみりんなど和食の基本を舌で覚えるように、フランス人は、子供のころからハーブに親しんで育ちます。ハーブ料理にハーブティーがあうのも頷ける。
ところで、フランス人は日本茶に対してはまだまだ理解がありません。和食が大好き、緑茶も好きよ!といっておきながら緑茶に砂糖を入れて飲むフランス人の多いこと😅
ハーブティー、ティザンもそうです。ティザンを飲むときに、ミエル、はちみつを加えるフランス人が多い。そうフランス人は大の甘党なのです。
執筆者 田所