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とにかく挨拶の国フランス ボンジュール!

フランス生活、まずフランスに馴染むためには、挨拶。この挨拶というのは知っている人だけではなく、知らない人、お店、販売員への声かけ、、、日本の日常生活とはかなり違った場面で挨拶を求められます。

 

例えば、日本では、お店に入って商品をみるだけで、”こんにちは”と入っていかないように思います。

 

フランスではお店に入るときはかならず、

”BONJOUR”ボンジュール。

そして何も買わなくても、1分以内のお店観察に終わってもお店を出るときは”MERCI"メルシー。”AU REVOIR" オ ルヴォワール。

 

この挨拶がないのはかなり礼儀知らずの人間ということでとても失礼な人になってしまいます。スーパーのレジ係でも、自分の番がきたら、ボンジュール。お金を払い、袋にいれて、帰る時も、オ ルヴォワール。

 

それにしてもこの習慣がついてしまうと、逆に日本に帰ったときに、なぜかムズムズしてしまいます。日本でスーパーに行った時、知らないレジ係の人に”こんにちは”といいたくなる。。。お店をでるときに”ありがとうございました。さようなら”といいたくなる。。。まさに逆カルチャーショックとはこのことでしょうか?😁

 

また、日本のお客様対応というのは世界に知られる丁寧なレベルです。包装も素晴らしい(少し過剰のような気もするのですが、、)お辞儀もすばらしい(多すぎる、、、ような気もするのですが、、)サービスレベルの高い国日本。

 

しかし、この習慣に慣れて外国へ出かけると、ええ!お客はどっち?!という経験になりかねません。そこで、フランス観光にくる時は、いきなり観光を始める前に、一度、小さなカフェにいくのはどうでしょう。気軽に入れて、たくさんの人間ウオッチングができる席を確保し、フランス人の行動、挨拶の仕方、注文の仕方をちょっと観察するだけでも勉強になるかもしれませんね。

 

カフェのテラスに座り、ギャルソンに、

”Bonjour un café, s'il vous plaît. ”こんにちは、コーヒーをお願いします。

テラスでフランス人ウオッチングも面白いものです。飲みものはお好きなものを!

 

そうそう、フランスでは日本のように喫茶店に入ったからといって、お水が”自動的に”出てきません。”水”はあくまでも頼むもの。この場合、もちろん、ミネラル水や、炭酸水をお金を払って頼むこともありますが、フランス人の粋なコーヒー屋さんでの注文の仕方は、コーヒーを頼むと同時に、”une verre de l'eau" お水も1杯持ってきて!という感じで無料のお水を頼みます。

 

ここまでギャルソンにお願いができるようになった時には、あなたはフランス人の仲間入りです。😆そうそう、お願いするときは、必ず、"s'il vous plaît !"シルヴプレ!これはある意味、マジックワード、忘れないでくださいね。😉

執筆者 田所