フランスといえばパン!文字通り、本当にフランス人の生活にパンは欠かせません。最近はグルテンフリーブームでパンの消費を控える人がいる中、やっぱり昔ながらのパンがないと食事がはじまらないフランス人はたくさんいます。
特に田舎、農家、職業によってもその傾向が違うのがおもしろいフランス。田舎の村にはパン屋さんがない場所も多いので、そういう場所に住むフランス人の家の冷凍庫には、”万が一”の場合のパンが冷凍されていたりします。しかも冷凍庫からいきなり”裸”バゲットが出てきたりする時は、”フランスにいる感”を実感。
農家などには、だいたい大型冷凍庫があり、そこにはバゲッドが10本くらい冷凍されたり。そう、いざというときパンがないのは大変な失態なのです(笑)
街暮らしでよくみる風景。日曜日のマルシェやパン屋さんでは、”パンの買い出し”担当?で行列を作っているのはどちらかというとマダムよりムッシュの割合が多いように思います。いつか観察してみてください(笑)
それを考えると、日本でおかずがたくさん並んでいるのに、ご飯がなかったらやっぱり残念...それと同じかなと考えたりします。
執筆者 田所