約20年まえにイギリス在住中、小さな村のイタリアンレストランで食中毒にあいました。 原因は、生牡蠣😅。
そもそも、いまでも蘇るあの匂い、口にいれる前から、「なんか変だぞっ」新鮮さが足りない。。。(普通はここでやめときます)かなりお腹が減っていて、6個全部平らげたあとそのあとはイギリスの田舎の村のイタリアン、のびたーパスター。😅
その夜はほぼ寝ることはできない苦しみで朝方までげっそり。。。
いまでも自宅トイレでの当時の情けない姿を思い浮かべることができます。生牡蠣に一度当たると、そのあと当分食べれなくなるといいますが、この20年生牡蠣はそもそも匂いがきになり食べることはありませんでした。カキフライは大丈夫です。
ちなみに、生牡蠣にあたった数日後に、そのレストランに文句をいいにいったらイタリアワイン一本で口止めをされました。当時は、とりっ○アドバイザーとかSNSのない不平不満を世界レベルにいいふらす手段のない昭和でした。☺️
ところでフランス生活で「生牡蠣」が食べれないことほど残念なことはありません。人生の空虚感にも近い、なにしろフランス人とお祝いの席で同等に楽しむことができないのです。フランス人は私が「生牡蠣」が食べれないとわかると”あら残念ね~”と私に割り当てられた生牡蠣を「ぺろぺろっ」とたいらげます。
そう、フランス人の何よりの好物は「生牡蠣」とシャンペーンか白ワイン。まさかフランス人に限って、アルコールのない生牡蠣はもはや生牡蠣ではないかもしれません。😆
シャンパン、白ワイン片手に、生牡蠣はスルスルとフランス人の口のなかにはいっていきます。その時のフランス人の嬉しそうなエネルギーは全身から牡蠣の匂いをともなって放出されます。日本風に、カキフライとか牡蠣ごはんとか邪道です。絶対「生牡蠣」である必要があります。
まずノエル(クリスマス)で登場するのが「生牡蠣」。
なにかにつけてのお祝いに「生牡蠣」。
海リゾートにいけば「生牡蠣」。
バレンタイン「生牡蠣」。
誕生日「生牡蠣」。
バカンス「生牡蠣」。
それでもフランスの「生牡蠣」
売り上げの80パーセントはノエルシーズンだといいます。
ブルターニュ地方に引っ越して2週間。
牡蠣がたべられなくても魚介類の豊富なブルターニュ地方、新鮮で、美味しくて、健康に最高です !ちなみに、フランス人ははまぐりも生で食べるのが一番好きで”明日の朝お味噌汁にいれるから”と提案するとフランス人は誰も賛成しませんでした。🤣
執筆者 田所