フランスの北西部。
日本人女子の大好きなガレットやクレープがとにかく美味しいブルターニュ地方の県庁所在地レンヌ (Rennes)は、木組みの家、建築物が魅力の可愛らしい街です。
本日はそのレンヌのお話ではなく、、、、そこから、車で1時間くらいのところでしょうか。海からも遠い、レンヌからも遠い、ブルターニュの小さな小さな村。
偶然その村に立ち寄った私の耳に「この村に日本人の女の子が
BIO(オーガニック)のパン屋さんを営業しているよ」私は「是非行ってみたい!」
素朴感いっぱいの美味しそうなパンが想像できる看板。さて、フランスの村に教会のない村があるでしょうか?どんなに小さな村にも教会があり、その周辺にパン屋やビストロ兼タバコや、肉屋などがあるのはある程度のサイズの村。日本同様、過疎化が激しいフランスの小さな村の現状の問題は、
”村にビストロがなくなった”
”村にタバコやがなくなった”
”村に医者がいなくなった”
”村にパン屋がなくなった”
教会はなくならないのに。。。。
パン屋のなかったこの村にパン屋を開店したのはフランス人でなく日本人女子👏👏🎊私が訪れた時は、フランス人の旦那様が店番。
「あの〜日本人の奥様は?」「いま、疲れて寝てるね。朝早いからね(3時起き)」(日本語で)「そうよね、そうよね、会いたかったわぁ残念〜」ああだのこうだの、日本語で井戸端会議。
あんまり井戸端会議が長かったので、奥様が現れる時間となりました。子供さんをパン屋の前にある小学校にお迎えにいっていたと。
どれもこれも購入したくなるようなたくさんの種類のパン。前はピザ屋さんだったという釜戸を自己流に改造して焼いているそうです👏👏
選ぶのが難しい!どれにしよう〜♬シナモンロール、クロワッサン、ブリオッシュ、くるみ&イチジクパン購入させていただきました。どれも絶賛💕全部お一人で作られているとのこと。尊敬のみ愛されているのね〜💕💕最後にまいこさんに頂いた”パンドミ”(日本名:高級食パン)は最高のお味でした。ありがとうございました〜。
優しそうな旦那さまと、とっても聡明で素敵な”まいこ”さん。結局、お店はお客様で混み始めて、私たち二人は店の前で延々と積もる話(会ったばかりなのに出身が同じ四国ということで盛り上がり、とくに私が、、🤣)
あんまり声が大きいので(私のっ)通りすがりの近所の常連マダムが「うちにお茶しにおいでよ」と。知らない村に行って、知らない人の家でお茶を飲んで帰りました。
”旅は道連れ世は情け”
執筆者 田所
La Boulangerie du centre Bourg de Lalleu
住所:10 rue des Violettes, 35320 Lalleu